未来も過去も関係ない。今日一日しか無いと生きるのが理想的とするなら未来に対しても興味を持たない方が良いことになるが、なぜか人間は希望が無いと生きづらい。他の動物達は明日への希望など無い。人生設計もしない。その一瞬を生きているだけだ。
原始的な時間経過への遠い憧憬。
そんな気分の時はこのPrimitive Harpを。
明日はどっちだ?
続く
The Crazy Harmonica World ♤
未来も過去も関係ない。今日一日しか無いと生きるのが理想的とするなら未来に対しても興味を持たない方が良いことになるが、なぜか人間は希望が無いと生きづらい。他の動物達は明日への希望など無い。人生設計もしない。その一瞬を生きているだけだ。
原始的な時間経過への遠い憧憬。
そんな気分の時はこのPrimitive Harpを。
明日はどっちだ?
続く
生演奏鑑賞に対してさほど積極的に攻めたりする方ではないが、それでもそこそこの場数の経験はある。
しかし生来血が沸きにくい体質なのか、その経験に感動した経験はほぼない。
生レイ・チャールズをみても、生スティービー・ワンダーをみても何も起動しなかった。
しかしジェームス・コットンに至近距離まで接近した時は心が確かな感覚で揺れた。
「サニー・ボーイIIを探す為にわずか7歳で家出した男・・」
この伝説が頭の中を瞬間で横切る。生きる伝説が眼前を通り過ぎようとしている。
衝動的に握手を自分から求めた行動は初体験だった。
優しそうな大きな手に感動した。
SHAKE HANDSはキザだと普段は思っているのに、、
サニー・ボーイⅡの名曲がタイトルのこのアルバム。キザとは真逆の粋な拵えになっている
続く
エルモアの声にハーモニカが絡む。それもサム(サミー)・マイヤーズ。
文字にするだけで狂おしい
南部式のラフなスピードナンバー。ルイ・ジョーダンのようなサックスが主役のジャンプ・ブルース・コンボにも匹敵する程、疾走してステップしてジャンプします。
なおかつロカビってる。
つまりカッコイイ
「LPレコード」「カセットテープ」「FM雑誌」と「エアチェック」
「CD」「MD」
「ダウンロード」「スマートフォン」に「Bluetooth」
今じゃ廃れたモノもあるが、それに対しての懐古趣味は持たない。自分にとってこれらは実用の歴史だ。
近い未来でもまた新しい音楽の聞き方が現れるだろう。
そして出来る限りその最新型も手になじませて77年式のこれをコロがす。
旧型ロックンロール (But I Like It)
昭和56年
1981年日本公開、映画『ブルース・ブラザース』
「観たかった映画の同時上映」が観たキッカケ。だったはずです。「観たかった映画」が何かは忘れました。
寄り道みたいに観た作品だから当然ジョン・ベルーシとダン・エイクロイドの存在を知っているわけがないし劇中に出演しているミュージシャン達の名前も1人も知らなかった。
ただたくさん笑った記憶しかない。
路上演奏シーンの人がジョン・リー・フッカーだと知ったのは後の事です。
そのバンドのハーモニカがビック・ウォルター・ホートンだと知ったのは更に後の事です。
残りのバンドの連中が当時のマディ・ウォーターズ・ブルース・バンドのメンバー達だと知ったのは更の更に後の事です。
40年という月日。終戦の年に足してみると1985年、「なんてったってアイドル」をキョンキョンが歌った年だ。それほど離れている。
Boom Boom Boom Boom‼︎とブギーが唸るあの雑踏のシーンがシカゴのマックスウェル・ストリートだと知ったのはいつ頃だったのか、、もう思い出せない。
“マックスウェル・ストリート・スタイル” で作られたこのアルバムは我が家の厳しい生存競争を生き残り愛聴され続け、ロバート・クラムの秀逸なイラストのおかげでたまに机上の片隅を飾ったりしています。
続く
こいつが深夜ラジオ “LET IT BEAT” から流れてきた夜は忘れない。
例えその夜の僕が十代だろうと死ぬ間際の老人だろうと、その受けた衝撃の傷の深さは変わらなかったはずだ。
NEVER MIND
この曲のハーモニカソロに並び立つ事が出来るのはスティーヴィー・ワンダーの “Isn’t She Lovely” のハーモニカ(十穴じゃないけど)ぐらいだ。と個人的には思います。
これこそ衝動だ。
衝き動かす何かだ。
文句は無いだろう?
“Boogie” に “Twist” がくっ付いてるんだぜ
“エクスパンデッド・エディション” とか”デラックス・エディション” と添え書きがある。オリジナルの12曲に【未発表1曲】【テイク違いとスタジオ内の”おしゃべり”をいくつか】を足した拡大版です。
何度目かの “HOODOO” 買い。
今度の目的は未見の写真が掲載された付属のブックレット。”HOODOO” 録音時のスタジオ風景を写しています。
そして発見。ジュニアの左手にはマイク(ASTATIC?)らしきモノが。このアルバムのハーモニカ音は”Hoodoo Man Blues”だけ完全なる“生音”がするが、それ以外の曲は“少しドライブがかかった音”がする。
やはりハーモニカはアンプに通していたのか?
そしてもう一つ。このCDは私が数十年前に買ったCDより少し音圧が上がって迫力が増している気がします(良い方向への音質変化が稀にある。これが重ね買いをしてしまう原因)
しかしそんな事より何より、ジャック・マイヤーズ!がオシャレで決まってる。カッコいいぜ
続く
「記憶も印象も薄かった」と東京でのライブの事を前に書いたが、それはつまり「良くはなかった演奏」という事です。
でもそんな事実はどうでも良い。そもそも音楽なんてただ空気が震えているだけだ。形が無い。鳴った瞬間から消えていく。
しかしこの2枚が手の届くところに存在すれば、少なくともこの部屋の空気はカッコよく震える。
無くてもいいような思い出なんか一発で消してやる
続く