特別ファンではないがユーミンの”翳りゆく部屋”を聴くと、そんな経験はないのに妄想の中で大きな喪失感を味わえる。竹内まりやさんの”駅”を聴くと、着たこともないレインコートの襟を立てラッシュの人波にのまれつつ消えたくなる事もない事はない。
世に名曲と呼称される曲にはその理由も明確にある。
特別ファンでもないのに30年間売らずに持ち続けているのは何かしらの理由がある。とふと思い出して聴き直してみる。
とやはりハーモニカの音色、フレーズともに素晴らしくまたシカゴあたりとはまったく異なる雰囲気を楽しめる楽曲が3曲もあるのが再確認できる。
当たりが3曲あればそのアルバムは当たりだ
続く